TIBOR（Tokyo InterBank Offered Rate）の正式名称は「全銀協TIBOR」であり、東京銀行間取引金利を指します。これは銀行の貸付の標準金利として使用されます。
公表や計算などの操作は、全銀協TIBOR運営機関によって行われます。2017年7月24日からは、TIBORの計算方法が変更され、透明性が向上しました。
市場での取引が成功しなくても、現在の参照銀行は預金証書や見積もりなどの取引に基づいて利率を提供します。
各銀行は毎営業日にTIBORを公表し、その日の午後3時30分以降に日本銀行家協会のウェブサイトで「今月のレート」が公表されます。過去のすべての歴史も参照できます。
TIBORには「日本円TIBOR」と「ユーロ円TIBOR」の2種類があります。
一方、「ユーロ円TIBOR」は、ユーロ市場の金利基準に基づいて調整されます。これまでに1週間から12ヶ月までの13種類が発行されています。
ちなみに、類似のものに「LIBOR」があります。これはロンドン銀行間拆借金利として知られ、国際金融取引の金利基準として使用されます。