初心者でも理解しやすい!
海外FX用語集
OCO/OCO注文
OCO(One Cancels the Other)は、一方がキャンセルされると他方も自動的にキャンセルされるという、非常に便利な注文方法です。2つの注文を出し、片方が執行されるともう一方が自動的に取り消されます。利益確定の注文と損失限のための注文を同時に出すこともでき、これをOCO注文と呼びます。
将来の為替レートが上昇するか下降するかを決定できなくても、OCOを使用することができます。これは新規注文に使われるだけでなく、既存のポジションの決済注文にも使うことができます。
また、指値注文や逆指値注文を出すことができるため、様々な方法で使用することができます。
具体例を見てみましょう。まず、新規注文の場合を考えてみましょう。現在のドル/円レートが110円だとします。価格が上昇トレンドになることを予想し、価格が112円に達した時点で逆指値注文を出しました。
この場合、OCOを使用すると、「価格が116円に達した時に売却する指値注文」と「価格が111円に達した時に売却する逆指値注文」を同時に出すことができます。これにより利益が確保されます。
次に、既にドル/円が110でロングポジションを持っている場合を考えてみましょう。価格が115円に安定して上昇しているとします。さらなる上昇の可能性があるにもかかわらず、利益を早めに確定したいと考える場合、OCOを使用して、120円で指値の売り注文を出し、114円で逆指値の売り注文を出すことができます。
この場合、逆指値注文は実際にはストップ注文ではなく、未実現の損失を獲得するための利益確定の注文です。
逆指値注文とは異なり、1つの取引が実行されると他の取引が自動的にキャンセルされるため、レンジ相場でのトレードがしやすくなります。
FXでは、他にもIFD注文やIFO注文など、便利な注文方法がありますので、状況に応じて効果的に使用してください。
免責事項および利用規約
当社の「海外FX用語集」に掲載されている情報は、あくまで情報提供を目的としており、投資に関する勧誘や推奨を意図するものではありません。
本コンテンツの情報は、編集時点で当社が信頼性が高いと判断した情報源に基づいて作成されていますが、その正確性、完全性、または最新性について、いかなる保証もいたしません。また、これに起因する損害や不利益に対しても、当社は一切の責任を負いかねます。投資に関する最終的な意思決定は、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。
本コンテンツは当社(Cashback Island)により独自に作成されたものであり、当サイトに掲載されている内容やデータの無断転用は固く禁止されています。掲載内容の二次利用をご希望の場合は、事前に当社までご連絡ください。ご利用に際しては、上記の内容をご理解いただきますようお願いいたします。