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海外FX用語集

BIS

25-01-14

BIS(Bank of International Settlements)は、国際決済銀行を指します。各国中央銀行によって資金提供される国際金融機関であり、時には「中央銀行の中央銀行」とも呼ばれます。

BISでは、各国中央銀行間で国際金融に関する議論が行われます。世界の主要国が1930年1月に設立し、加盟国は各国中央銀行で構成される国際銀行です(本部はスイスのバーゼル)。

最初は第一次世界大戦の賠償金関連の業務を扱っており、それがこの名前の由来です。第二次世界大戦後は、主に中央銀行間の国際協力の中心として機能し、中央銀行間の協力を促進し、国際金融の運用を改善します。

具体的には、各国中央銀行の預金や外貨の売買を受け入れるだけでなく、国際金融問題について各国中央銀行が協議する場所としても機能します。

BISは「中央銀行の中の中央銀行」としての役割を果たすだけでなく、毎月中央銀行総裁会議を開催し、各国中央銀行が国際問題について意見交換する場でもあります。

近年では、BISの監督により、国際業務を行う銀行に対して資本適足率規制が策定され、国際金融システムの安定に重要な役割を果たしています。

2017年6月現在、日本を含む60の加盟国と地域があります。理事会はBISの最高意思決定機関であり、17名のメンバーで構成されています。1994年9月以来、日本銀行の理事会メンバーとして活動しています。BISの中央銀行総裁会議は2ヶ月に1回開催されます。

総裁会議は、30か国の主要国の中央銀行総裁から成る世界経済会議と、全ての加盟国の中央銀行総裁から成る拡大理事会で構成されています。

バーゼル銀行監督委員会などの常設委員会はG10会議で報告を行い、バーゼル銀行監督委員会は国際清算銀行の資本適足率規制を策定しています。

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