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海外FX用語集
景気動向指数
景気動向指数は、経済の様々な側面を反映する28項目の経済指標を元に算出される景気指標です。内閣府が毎月公表しており、産業、金融、労働などの分野から様々な指標が集約されます。景気動向指数は、景気の動向を把握し、経済の多様な部分への波及を把握するための指標として利用されます。
景気動向指数には、先行指数、一致指数、遅行指数の3つの要素が含まれます。先行指数は景気変動を先取りする指標であり、経済が好転する兆候を示します。例えば、新規求人数の増加などが該当します。一致指数は景気の現状を表し、景気の好悪と一致する指標です。有効求人倍率などがこれに該当します。そして、遅行指数は景気の後追いを示し、経済の動きに遅れて反応する指標です。例えば、家計の消費支出の増減がこれにあたります。
景気動向指数の評価においては、50が分かれ目となります。50を超える場合は景気が良いと評価され、50未満の場合は景気が悪いと判断されます。
景気動向指数に加えて、景気変動の相対的な大きさやテンポを表す指標としてCI(コンポジットインデックス)があります。景気動向指数が景気の方向性を示すのに対し、CIは景気変動の大きさや速さを表します。2008年3月以前はDIが中心でしたが、その後はCI中心の公表に移行しています。
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