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海外FX用語集

建玉

25-01-14

建玉(たてぎょく)は、取引が成立しているがまだ決済されていないポジションを指します。主に為替市場や証券市場で使用され、特にFXや先物取引、オプション取引などでよく使われる用語です。

建玉には買い建玉と売り建玉の2種類があります。買い建玉はロングポジションとも呼ばれ、価格の上昇を期待して通貨や証券を保有している状態です。一方、売り建玉はショートポジションとも呼ばれ、価格の下落を期待して通貨や証券を保有している状態です。

建玉の数量は、実際の取引で成立した契約の数を表します。例えば、ドル円の場合、1ロット(100,000通貨)の買い建玉を持っているということは、100,000ドル分のドルを保有している状態を意味します。同様に、1ロットの売り建玉を持っている場合は、100,000ドル分のドルを売っている状態です。

建玉の総残高は、買い建玉の総数を「買い残」と呼び、売り建玉の総数を「売り残」と呼びます。市場ではこれらの残高の数量や買いと売りのバランスなどが注目され、相場の動向を判断する指標として利用されます。例えば、買い残が売り残よりも多い場合、市場参加者が上昇相場を期待していると見なされます。

建玉の数量は、取引所やFX会社によって異なる場合があります。一般的には1建玉=1ロット(100,000通貨)ですが、初心者向けに1建玉=1,000通貨や、一部の通貨ペアでは1建玉=10,000通貨など、さまざまな規定が存在します。

建玉を保有することによって、価格変動に応じて利益や損失が生じます。建玉を決済すると、その数量は減少し、利益が確定したり損失をカバーしたりします。また、建玉の数量を調整することでリスク管理や利益確定を行うことができます。

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