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海外FX用語集
基軸通貨
25-01-14基軸通貨とは、外国為替取引において、為替レートを表す際の基準となる通貨のことを指します。外国為替取引では、異なる2つの通貨の相対的な価値を示すために通貨ペアが使用されます。通貨ペアは、基軸通貨とクォート通貨の2つの通貨から構成されます。
基軸通貨（ベース通貨）は通貨ペアの最初の通貨であり、価格の基準として使用されます。クォート通貨（カウンター通貨）は通貨ペアの2番目の通貨であり、基軸通貨に対する価値を示します。例えば、「USD/JPY」の通貨ペアの場合、USD（米ドル）が基軸通貨であり、JPY（日本円）がクォート通貨です。この場合の為替レートは、1米ドルが何円で取引されるかを示しています。
外国為替市場では、基軸通貨として最も広く使用されるのは米ドル（USD）です。多くの通貨ペアが米ドルを基軸通貨として取引されており、米ドルは国際貿易や金融取引において広く利用されています。他にもユーロ（EUR）、日本円（JPY）、英国ポンド（GBP）、スイスフラン（CHF）などが基軸通貨として使用されることがあります。
基軸通貨が設定されることで、通貨の交換レートが明確になり、国際取引や投資が容易になります。例えば、企業が輸入や輸出を行う際に、基軸通貨を使うことで価格の安定性が増し、リスク管理がしやすくなります。
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