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海外FX用語集
卸売物価指数
25-01-14卸売物価指数（PPI）は、生産者側から物価変動を示す指標であり、米国内の製造業者の販売価格を調査・算出します。
日本で公表される卸売物価指数は、欧米のPPIとは異なり、輸送費や流通マージンを含んだ企業物価指数（CGPI）として知られます。欧米のPPIではこれらの要素は含まれず、製造段階の価格変動のみが反映されます。
FX取引においてPPIは、インフレやデフレの傾向を把握するための重要な指標です。PPIが上昇すると、生産コストが上昇し、消費者にも価格上昇の影響が及び、インフレ圧力が高まります。
インフレ圧力が高まると、通貨の価値が下がる傾向があります。そのため、中央銀行は金利を上げるなどの対策をとり、通貨の価値を守ることが求められます。これにより、金利の高い通貨が需要を集めることが予想され、通貨の買われやすさが増します。逆に、PPIが低下すると、通貨の売りやすさが増すと考えられます
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