処分売りとは、ストップロスオーダーとも呼ばれ、損失の拡大を防ぐための注文方法です。これは、購入した株価が下落し損失が出ている場合に、その損失を受け入れて売却することを指します。

一般的にストップロスオーダーは、保有しているポジションが不利な方向に動いて損失が発生したときに、その損失を一定範囲内に抑えるために設定する注文方法です。この方法により、強制的なロスカットに至る前に、任意の水準で売却することができます。例えば、長期的に保有している銘柄が価値を上げる見込みがない場合、処分売りをして他の有望な銘柄に資金を移す方が利益につながることがあります。

処分売りが行われると、さらに株価の下落が進むこともあります。投資スタンスによって処分売りを行うかどうかは異なります。長期投資の場合、一時的な株価下落でも保有を続け、価格の回復を待つのが一般的です。一方、短期取引では、一定の損失が発生した時点で処分売りを行うことが多いです。

また、ストップオーダーは、新規注文や決済注文において、処分売り注文（ストップロス）、利食い注文（プロフィットテイク）、レンジ相場後の注文（レンジブレイク）の三つの用途で使われ、高レバレッジの金融商品のリスク管理において重要な役割を果たします。