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海外FX用語集
グリニッジ標準時
グリニッジ標準時(Greenwich Mean Time、GMT)は、経度0度のロンドンにあるグリニッジ天文台を基準とした世界標準時間です。GMTのほかに、セシウム原子時計を基にした協定世界時(UTC)も広く使われています。
GMTは通常「GMT±〇」という形式で表されます。例えば、日本はGMTより9時間進んでいるため、「GMT+9」となります。
多くの地域では夏時間や冬時間が導入されています。FX市場の中心であるニューヨークでは、冬時間は「GMT+2」、夏時間は「GMT+3」となります。これをニューヨークタイムと呼びます。
FXでGMTが重要になるのは、特に自動売買システム(EA/Expert Advisor)を利用する場合です。スキャルピングのような短期取引では時刻の影響は少ないですが、長期間の取引では正確な時刻が必要です。
例として、ニューヨーク市場の取引時間は現地時間で「月曜日の0時~金曜日の24時」です。冬時間の場合、日本時間(GMT+9)では「月曜日の7時~土曜日の7時」となります。これにより、月曜日から土曜日までに6つの日足チャートが作成され、月曜日の0時から7時と土曜日の7時から24時までのデータが空白になります。
この空白があるデータを基にした分析は信頼性が低いため、FX会社を選ぶ際には、どのGMTを採用しているかに注意する必要があります。日本を含め、多くのFX会社がニューヨークタイムを採用しています。
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